小説
11月29
3月13
文豪、三島由紀夫さんが市ヶ谷の防衛省で割腹自殺したのは
昭和45年のこと。
同じ時刻に母に連れられたぼくは、飯田橋駅に行くため、
市ヶ谷駅を通過していた。
いまでもニュースで見たベランダで演説する楯の会の制服姿の
三島さんを思い出します。
その1年前、五社さんの映画「人斬り」が映画館でやってました。
勝新太郎さん演じる土佐の人斬り、岡田以蔵の生涯が描かれています。
坂本龍馬役に石原裕次郎さん、そして薩摩の人斬り田中新兵衛を
三島由紀夫さんが演じています。
この映画の中で、三島さんは割腹の迫真の演技を
魅せるのです。すごい!、あの映画から1年後に本当に割腹自殺を
すると誰が想像できたでしょうか。
この映画はVHSでは発売されていますが、DVDはないんです。
そこで、フランスでは発売されているということで
フランスamazonで買ってみました。
幕末期の男の生き方を見るような素晴らしい映画でした。
三島さんの人柄が出た素晴らしい演技と、割腹の迫真の演技は
超すごい!
「裏切りは、かならずしも善人と悪人のあいだでおこるとは
かぎらない」これは三島さんのことばですが、
映画の中で罠にかけられた田中新兵衛は
瞬間的に割腹に及ぶ。そこには言い訳や弱みのない男の美学がある。
館山湾に流れるフォエバーラブ
https://www.youtube.com/watch?v=I4iNFn7PkCw
館山駅に流れるフォエバーラブ
https://www.youtube.com/watch?v=tgFAV6kiD5E
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