船形クラブ

昭和30年代にテレビが普及するまでは、映画が中心でした。
館山には６軒の映画館がありました。
館山駅前のサカモトデパートがあった魚民の入ったビルのところに
大映系の中央劇場、城山下のセブンイレブン下町店の前の道を入ると、
右側の仲町側ににマンションがあるけど、ここが館山劇場。
そして、キネマ通りにはマンションの場所には銀映と竹映の２劇場。
君津信用組合のある場所に北条キネマ。

そして今回ご紹介する船形の船形クラブ。
場所は特定できませんでしたが、ご存じの方が居たら教えてください。

八犬伝の映画化

館山城を舞台に繰り広げられるこの物語は

昭和には薬師丸ひろ子、真田広之主演で角川映画で上演され、

平成には、TBSで滝沢秀明主演、伏姫に仲間由紀恵で

放映されました。原作が滝沢馬琴で、タッキー主演は偶然！？
先代の猿之助スーパー歌舞伎「南総里見八犬伝」では、
庄司市長の時でしたか、坂東彌十郎、市川右近（現・市川右團次）等の
城山訪問がありました。

 

そして令和の「八犬伝」は、令和6年10月に上映されるようです。

これは観光に利用しない手はないと思います。

今回の映画化は、虚と実の交錯する作りらしく、

原作者の滝沢馬琴役に役所広司、友人の葛飾北斎に内野聖陽、

伏姫に土屋太鳳、犬塚信乃に渡邊圭祐、浜路に河合優実、

いままでとは全く違う感動編になっているようです。

歌舞伎界からは、中村獅童、尾上右近、寺島しのぶさんが

出ていますね。

 

館山中学に明かりが

昭和の時代は館山の街中の中学は

館山二中ひとつでしたが、北条地区に館山三中が出来て、

YOSHIKIの年代から二つに分かれました。

 

令和になって、人数が減ってきて、

二中と三がまた統合されて館山中学となりました。

現在，三中跡地に新校舎建築中ですが、

おお、結構できましたねえ。正門も宮沢書店側になる？

YOSHIKIの出身校が無くなって、あの長い？校歌も聞けなくなり、

少し寂しい気持ちです。

 

でも、またこの学校からXjapanのような存在が出るかもしれませんね。

キネマ通りの想い出

昭和30～40年代にかけて、館山のキネマ通りには３軒の映画館がありました。
いま君津信用組合があるあたりに「北条キネマ」。
そして、いまマンションが建っているところに「館山銀映」と「竹映」の2軒。
銀映はメイン映画館で、植木等の無責任シリーズ、加山雄三の若大将シリーズ、
ぼくらが小学生の時に通った「ゴジラシリーズ」を二本立てで観に行きました。

映画を見た後はカミヤマレコードさんでレコードを見て、
三河屋さんで食事して、友達と自転車で帰ったなあ。。

休日の里見八犬伝

作り話ですが、南房総のイメージがわいてくる話ですね。

台風の中ですが、家にいることをいいことにして、これで勉強しましょう。


 

館山に残っていた昭和 １

昭和の頃、友達の家に行くと目に入ってきたのは
こんな景色の街並みでしたね。
館山の街は、木造の昭和の建物が壊されていきます。

そんなロケにも使われそうな。。。
出てくる人の歴史が見えてくるような家々ですね。



















「あれ？君、同じ組の？」　　　「ああ、そうだね」
「君の家もこっちなの？」　　　「うん、この道だよ」
「おれ、なおとっていうんだ」　「おれはたけし」
「明日、一緒に学校行かない？」「うん、じゃあ朝、ここで待ってる」

ランドセルを背負った彼らの姿が見えてくるようです。。。

昭和の館山（北条）の書店さん ２

館山の書店さん、今回は北条地区です。
駅前にはなかパンのとなりにあった松田屋書店さん、
駅ロータリーの黄色いビルも書店でしたね。













駅からまっすぐ昭和通りに入ると
古本ですが東京堂さん。














館山銀座通りには、中島書店さん。
夜遅くまで明かりがついていた店です。














館山信用金庫前の島原通りには
しもづま書店さん。














まだ紙媒体が主力だったころは館山にも書店さんがありましたね。
大正時代には新宿地区に北条文庫（貸本）とその並びにはもう一軒書店がありました。

昭和の館山地区の書店さん

汐入川よりも城山公園側を館山地区と言いますが、
館山小学校の生徒が通ったのが、これらの書店となります。
平成になってから館山小学校前の田村病院向かいに宮沢書店館山店、
セントラルスイミングの海沿いの建物にも書店が出来ましたが、
昭和の頃は以下の2店舗でした。


潮留橋の際にあった秋山書店さん。奥に半地下、半2階があって
面白い建物でした。向かって左には交番がありましたが、
のちに城山公園入口に引っ越していきました。もとは浅井歯科医院の場所ですね。















そして、もう一軒が、鈴木書店です。
下町の川名写真館の並びにありましたが
昭和40年代には、下町の交差点角にありました。
漫画家の貝塚ひろしさんに似た店長でした。
「伊賀の影丸」に夢中でした。
手前のビルは千葉銀行南支店、いまはATMとなっています。
8月7日の七夕パレードの写真です。僕も写ってますねえ。