大山道場の門下生には、天才と呼ばれた人情深い暴れん坊
ケンカ十段と言われた芦原英幸氏がいた。
詳しくは、漫画「空手バカ一代」をぜひお読みいただきたい。
芦原氏は極真空手を広めるため、単身四国に渡ることになった。
そして愛媛県八幡浜に道場を構える。
そこで入門してきたのが後に円心空手の創始者となる
二宮城光氏だ。きょうは、二宮氏の言葉を紹介したい。
二宮氏は米国コロラドに渡った武人でした。
福昌堂「静かなる闘志」より
「吾以外皆師也」
生きていることは試されることの連続だ。
顔をそむけず、挫けず、何とか這い上がって
いかなければならないのでしょう。
コロラドの草原が、冬に草が枯れて土に戻り、
枯れた草を栄養として、土が花を咲かせるように
心を豊かにしてくれる。
武道をやる者は、周囲から存在を喜ばれる人間でいて欲しい。
もともと武人とは、自分の努力を他人への愛情に
変えられる人間のことを言う。
そして道場とは、
人間を育てる所であったはずです。
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