潮騒が聞こえる〈BEACHBOYS1997〉

たそがれ時を過ごす場所。Costa del Biento / Sionecafe    2022年、館山の夕日劇場を見においで

三島由紀夫

1969年から繋がっていた

三島由紀夫さんが1970年の11月に市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をしたのは先日お話しましたが、
その1年前の1969年に封切られた五所英雄監督の「人斬り」という映画で迫真の切腹シーン
を魅せていた三島さん。VHSを再度見て、人間の生き方みたいなものを考えていました。

CIMG8957薩摩の「人斬り」
岡田新兵衛を演じる三島さん。

役ではなく、地の三島さん
のような空気を感じさせる。
仕事の手落ちで武市半平太から
飲み代もカットされていた
岡田以蔵<勝新太郎>の肩を
抱き「同じ身の上だ。おぬしの飲み代くらい、拙者が払う」と岡田を慰めるシーンは
涙が出る。

幕末時代に実在した土佐藩士の岡田以蔵を描く時代劇。「人斬り以蔵」と呼ばれた
彼の半生を、勝新太郎がダイナミックかつエネルギッシュに熱演。共演陣も仲代達矢、
石原裕次郎、倍賞美津子と豪華な顔ぶれが集結。三島由紀夫が田中新兵衛役で出演し、
緊迫感あふれる切腹シーンを披露した。
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三島由紀夫さんは人間的に好きにならずにいられない田中新兵衛像を演じた。
新兵衛は薩摩の「人斬り」と呼ばれていて、岡田以蔵<勝新太郎>には親しく接していた。
ある日、土佐の武市半平太<仲代達也>の命令で、姉小路公知暗殺を岡田以蔵が向かうが、
暗殺に新兵衛の刀を使い、その場所に置いてくるようにと命令されていた。
疑いをかけられた田中新兵衛は、所司代に呼びだされて証拠の刀を見せられる。
それを確認した新兵衛は何も語らずに、目にも止まらぬ速さで腹を切る。
この映画はフランスで上映されて、三島人気を確固たるものにした。
この映画を見て、三島さんを好きにならずにはいられない人間力を魅せている。
僕はVHSでは持っているけど、DVD化はされていないよう
です。
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青の時代へ

CIMG8646昨日、学生のとき読んでいた
末永蒼生「青の時代へ」という
ページがすべてブルーの紙という
面白い本を読んでいた。

ブログ友達の昭和39年男ロクヨンさんの
ページに偶然にも三島由紀夫「青の時代」
話題が書かれていた。何かピンときた。
ロクヨンさんは三島の「青の時代」の
舞台となった木更津市で
小説に登場する場所を訪ねていた。
光クラブ事件の山崎晃嗣さんの足跡です。
青の時代の舞台 : 昭和39年男 Born in 1964 (livedoor.blog)

さて、十数年前に子供と一緒に狸の童謡で有名な木更津の証城寺を訪ねた時、
古民家カフェに寄り、近くにあった洋館に魅かれてカメラを向けました。
ロクヨンさんのブログによると、ここがあの山崎家のものだったとは。。。
何かの調べごとで2年前に下のページを見ていたのも不思議です。
山崎晃嗣(光クラブ)の生い立ちと遺書について!愛人と父親も解説! | コモトピ (common-topics.com)


1164508477_1506391164508135_1237172不思議なことって
つながっていくんですね。
ネットの時代でなければ、
こんな不思議な体験は
できませんでした。

画像は十数年前に
木更津を訪ねた時の
古民家カフェの画像と

同じく十数年前に撮った
天才・山崎家の洋館の画像
このときは、住人の方が
いたのですが、強力なパワーで
この家に魅かれていったのを
覚えています。

あの三島由紀夫さんも
間違いなくロケハンで
この道を歩いていたんだと
感じるものがありました。

ロクヨンさん、
刺激をありがとうございます。
「小説の旅」面白かったです。

三島vs東大全共闘

きょう、予約していた「三島由紀夫vs東大全共闘」のDVDが届きました。
映画館で去年見たかったけど、コロナの影響で我慢していたけど、
きょう念願の映画鑑賞できました。
小学校の時、東大安田講堂が煙を上げヘリが飛んでいたのを上野から見ていた。
そして、三島がこの討論をしていた頃は、この年上映された五社監督の
「人斬り」の撮影は終わっていたはず。この映画の中で薩摩の人斬り新兵衛役を
演じた三島由紀夫氏、勝新太郎演じる土佐の人斬り以蔵と共に人斬りの異名を持つ。
人斬り現場に盗まれた新兵衛の刀があったということで、汚名をきせられたこと知り、
新兵衛は言い訳をせず、その場で潔く腹を切った。いわゆる切腹である。
その演技が真に迫っていると当時評判だった。三島のこの映画出演は、翌年の
市ヶ谷駐屯地での切腹事件につながる覚悟だったに違いない。
残念ながら、この映画はVHSはあったけど、DVD化はされていない。外国版はある。
ぼくは、ちょっと高かったけど、フランスamazonからDVDを購入しました。

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一方、今回発売の「vs東大全共闘」のDVDは1970年前後の学生のありのままを
見ることができる。あの頃のTBSはいい仕事してますよね!!!
現在のTBSはハングル放送局となっているらしくて、昼オビの八代弁護士の
我慢ならない困惑がよく分かります。
いまはTBSとテレビ朝日のニュースは、どうも違和感があります。
あの頃のTBSを思い出して欲しいので、昭和の頃の一ツ木通りを切り絵にしました。
よい番組作りを目指しているTBSの日本の社員の人に頑張ってもらいたいです。
最近のTBSのBTS賛辞は、やりすぎです。

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おどろきましたね


CIMG0681ちょっと前に「1970」という話を
書きましたが、千代田区ゆかりの文学に応募して、
落選してしまった作品なんです。

でも、1970年という年にスポットを
当てたことは間違っていなかったと思いました。三島討論は間違いなく市ヶ谷事件につながるからです。



三島事件だけでなく、赤軍よど号事件や、大阪万博があった1970年は、
これから注目される年だと思います。
あと3つ、書いてあるんだけど、
けっこう面白いと思うんだけど、機会があったらまた連載するので、読んでくださいませ。
1970を読み返していただける方は、右欄のカテゴリーの「1970」をクリックすると、
第1話から読むことができます。

「人斬り」DVDなし


三島由紀夫vs東大全共闘の映画が 公開された。

見たいよう!!

これは1969年に行われた討論である。三島は翌年1970年に
自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をおこす。
1969年の五社英夫監督の維新で京都を舞台に土佐の岡田以蔵、薩摩の田中新兵衛、
この二人の腕利き人斬りを中心に描かれた映画だ。
三島は、岡田以蔵の仕事の誤解を受けて、言い訳もせずに、その場で腹を切った。
やさしい笑顔から、男の覚悟へとその眼光は移っていった。
この切腹シーンは迫力があり、真に迫るものだった。
これは翌年の割腹自殺につながったように見えて仕方がない。

しかもこの映画はDVDになっていない。貸しビデオ屋さんでVHSを探さなければならない。
ぼくはVHSは学生時代にもっているけど、デッキがない。
そこで、フランスではDVD化されているので、フランスamazonから高価で購入しました。
討論映画の効果で「人斬り」DVDがでないかなあ。。。
探しても、あまりなくて貴重な映画となっています。

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三島由紀夫ブームが来る

1969年に東大全共闘に呼ばれて、三島は三島に敵意を持つ1000人の学生の前に立った。三島の身を気遣った楯の会のメンバーに三島は単身で乗り込むことを告げた。このとき、三島は学生たちの暴力で死ぬ覚悟もしていたと思う。自決用の短刀を忍ばせての登壇だった。
そして、1969年の五社監督作品「人斬り」という映画で薩摩の腕利き新兵衛として、割腹自殺をする役で真に迫る演技を魅せたことは、このブログ「1970」で紹介したとおりだ。1970年に市ヶ谷駐屯地で本当に割腹自殺を遂げてしまった。激動の学生運動のさなか、東大に単身出向き激論を交わした記録が、今年上映されそうだ。日本の学生たちにカツを与えるような、三島のブームが再燃するかもしれない。
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1970 〈14〉三島由紀夫

門前仲町に戻ってきた凪とミユキは、深川不動尊の参道のあげまんを食べながら心を落ち着かせていた。
あげまんの隣の煎餅屋のごまたっぷりのお煎餅も凪の好物だった。
1450238480_148830「ミユキちゃん、大丈夫?」
「うん、なんかショックだったなあ・・・、
 んん? このお饅頭の天ぷら、おいしいねえ」
「ごませんべいもあるでよ。買ってこようか?」
「ああ? あのコマーシャルは『ハヤシもあるでよ』でしょ。
 おなかいっぱい、胸いっぱいよ。凪のおじいさんの気持ちも、
 竹下さんの気持ちも分かる気がする。竹下さんの家の事情も
 あるんだと思うけど、お嫁に行くのは辛かっただろうなあ」

「じいちゃんが、もし竹下さんにひとこと言っていれば
 何か変わったと思う?」
「弓道のライバル意識の方が強かったのかもしれないから、
 声はかけ辛かったのかなあ」
「ミユキちゃんは、じいちゃんと竹下さんの恋愛に期待しているのかなあ」
「うん。だって、だってだって・・・」
「女性という部分にも、もちろん惹かれる要素はあると思うけど。じいちゃんは言葉だけではなくて、弓で会話が成立する唯一の親友だと感じていたんだと思うんだ。だから、言葉も弓もすべて失ったような空虚感に襲われたんじゃないかと思うんだ」
「うん、いままで張りつめていたものが、急に空っぽになった喪失感って、どんなだろう?」
1374332414_69702「竹下さんも、自分を抑えて親の言うことを聞いたってことでしょ? 
今だったら、言えることもあるんじゃない」
「じいちゃんと竹下さんの時代は、まだ女性にはいろいろな縛りがあって、ああしたい、こうしたいっていう欲求や望みなんかも諦めなきゃいけないことも多かったのかもしれないね」
「私、凪のおじいさまとお話ししてみたかったなあ」

「来週館山に行くけど、その時に竹下さんに会いに行ってみるよ。それで、じいちゃんの手紙を渡してくる。宇野先生の話を聞いて、この手紙が大事なものなんだって分かったような気がする」
「わあ、私も行く。絶対行くよ。竹下さんにも会ってみたい」
「うん、じゃあさ、ミユキちゃん、弓を持っておいでよ。せっかくだから、じいちゃんの道場で弓をひいてみない」
「オッケー、楽しみだなあ」

miyu1年がかりで探し求めた竹下さんのいる施設を、ふたりで訪ねることにした。家に帰ると、テレビのニュースが、文豪の三島由紀夫氏が割腹自殺をしたとショッキングな出来事を伝えていた。1969年の五社監督の映画「人斬り」のなかで、勝新太郎演じる土佐の人斬り以蔵こと岡田以蔵とともに、腕の立つ薩摩の田中新兵衛を演じた三島由紀夫が割腹自殺の迫真の演技を魅せたのも記憶に新しい。映画から1年後に、本当に割腹自殺をすることを誰が予測できただろうか。映画「人斬り」は是非ご覧下さい。
misima
11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地で文豪の三島由紀夫が割腹自殺したというニュースが駆け巡った。中学生の凪の目にも、三島が楯の会の制服を着て、玄関上のベランダから自衛隊員を前に、クーデターを求める演説をする画像が目に焼き付いて離れなかった。このベランダのある建物は、極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判が行われた建物でもあり、昭和12年6月に陸軍士官学校本部として建造され、一号館と言われていた。三島は総監室を占拠して楯の会のメンバーに総監を拘束させて、部屋の一番左の窓からバルコニーに出た。拡声器を使用しなかった三島の声が自衛隊員たちに届いたかどうかは分からないが、演説が終わると部屋に戻り、拘束された総監の目の前で割腹自殺に及んだという。三島が映画の中で見せた魅力的な男っぷりが蘇り、この光景は凪の中の記憶に深く刻み込まれた。

三島由紀夫

文豪、三島由紀夫さんが市ヶ谷の防衛省で割腹自殺したのは
昭和45年のこと。
同じ時刻に母に連れられたぼくは、飯田橋駅に行くため、
市ヶ谷駅を通過していた。
いまでもニュースで見たベランダで演説する楯の会の制服姿の
三島さんを思い出します。

その1年前、五社さんの映画「人斬り」が映画館でやってました。
勝新太郎さん演じる土佐の人斬り、岡田以蔵の生涯が描かれています。
坂本龍馬役に石原裕次郎さん、そして薩摩の人斬り田中新兵衛を
三島由紀夫さんが演じています。
この映画の中で、三島さんは割腹の迫真の演技を
魅せるのです。すごい!、あの映画から1年後に本当に割腹自殺を
すると誰が想像できたでしょうか。
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この映画はVHSでは発売されていますが、DVDはないんです。
そこで、フランスでは発売されているということで
フランスamazonで買ってみました。
幕末期の男の生き方を見るような素晴らしい映画でした。
三島さんの人柄が出た素晴らしい演技と、割腹の迫真の演技は
超すごい!

「裏切りは、かならずしも善人と悪人のあいだでおこるとは
かぎらない」これは三島さんのことばですが、
映画の中で罠にかけられた田中新兵衛は
瞬間的に割腹に及ぶ。そこには言い訳や弱みのない男の美学がある。

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ぼくらの夏は終わらない 1997年夏の月9ドラマ「ビーチボーイズ」に酔いしれる。館山市布良でロケ。
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