ドサクサに紛れてのマイナンバー義務化が気になってしょうがない。
2万円のこませをまいてマイナンバーカードに保険証機能をつけることに疑問を感じる。SNS時代で裏事情を知っていると時代遅れな国会の在り方はやんなっちゃうね。マイナンバーは国民総番号制度なんだよね。5年前まで医療界では、医療独自に「医療ID」を作ろうと僕も8年前に医学誌に論文を書いた。それは、保険証がマイナンバーを義務化されるのに人質として使われてしまうのではないかと危惧していたからです。しかし、会長が退任されてその話は消えて、ビッグデータの名のもとに案の定、保険証はマイナンバー義務化の手段として人質にされてしまった。今の会長に国にモノが言えるパワーがないことが分かる。IT化は多くの副作用をもたらすことになると思う。停電したらカードは読めず、カルテも見られなくなる。紙媒体のカルテがあるアナログが必要な事態は必ず来る。
医療機関の資格確認読み取り機は1台48万から60万円という業者によって値段が異なっている。そして国は42万9千円を上限に補助金を出すとしているが、義務化するのにそんな中途半端な施策では先が思いやられる。もし国の官僚がしっかりしていれば、読み取り機は国の政策として30万円でやれと国が決めて統一すべきです。さらに、医療機関に買わせて義務化するのではなく、国が貸し出せば42万9千円の中途半端な補助金でなく、30万で統一すればまかなえて余剰金も出るので国が医療機関に貸し出すだけでいい。そのかわりに維持費は各医療機関でお願いするという義務化ならば、両手を上げて賛成してIT化を進めますよね。ああ、政治家さんの利権問題でも絡んでいるのかな?医療機関に60万円を払い込ませて、その領収書で上限42万9千円を補助するというお粗末な施策。義務化ならば全額補助でしょ。電気代と人件費が増大することになり、2025年までに街の個人経営の医療機関が相当数廃院に追い込まれる事態になるのかもしれない。オンライン資格カード読み取り機の申し込みがあまりに面倒な作業のために、申請を請け負う補助金詐欺会社からの電話も医療機関にかかってきている。この義務化の国のやり方のずさんさが熟年町医者を襲っている。
IT化に関しては2025年を目指すために施策に無理があります。すぐにハッカー集団にシステムに入られて電子カルテが人質になることはたやすく予想できます。急がずにもう5年かけて進めるのがセキュリティーにも適していると考えますが、立憲は高市問題で夢中だから、2万円のこませ問題も興味なしでしょ。。。韓国のマイナンバーによる情報漏洩問題の現状、市役所のマイナンバー係の情報漏洩のリスク、まだまだ怖いよ~