大正11年と言えば、震災前の館山。
館山に鉄道が開通してまだ数年の頃です。
桟橋からの海路が主な手段の頃です。

え?駅前に馬小屋がっ!
そういえば、この頃の下町交差点付近の画像がこのカテゴリーに
ありますが、商店の前には荷車の付いた馬車が行き来していましたね。

大正11年の駅前戦争を機に作られたロータリーはなく、今の魚民のあたりに、福岡と福力食堂があるけど、ロータリー整備の折に、今の場所に移転したのかもしれません。
左側には神作馬車屋、そして、駅前には紋屋旅館、幸田館支店、清風t楼の三つの駅前旅館。
駅前交差点には松田屋、常磐堂、安房屋と商店が並び、今の房洋堂さんあたりにミルクホールもありますね。
館山が海路から鉄道の時代に移っていく、そんな駅前の様子です。