今回はカレッジフォークです。1970年をまたぐ形で、
各大学から、ブラザースフォーやPPM(ピーター、ポール&マリー)をコピーしたグループが出て、
それを日本風の詞曲に取り入れる形で、カッレッジフォークのグループが出てきました。
まず、エレキギターをとりいれたランチャーズ、慶応大学の先輩である加山雄三さんの
バックバンドとして、加山雄三とザ・ランチャーズとして頭角を現してきました。
このメンバーには、「白馬のルンナ」の内藤洋子さんの旦那さん、喜多嶋氏がいます。
女優の喜多嶋舞さんのお父さんですね。
代表曲は「真冬の帰り道」
♪あなたの肩先に ひらひらこぼれてる
プラヤナスの枯れ葉 寒そな枯れ葉
どこまで送ろうか 真冬の帰り道~
いい歌ですねえ。。。
そして、こちらは早稲田大学からでてきたグループです。
その名も、ザ・リガニーズ。。。ザリガニだよね。
代表曲は「海は恋してる」
♪きみは~ きれいな~ (アア)
海の~ 恋人~
やさしく~ 抱かれて~
夢を~ ごらんよ~
これは、高校の時、海岸でギターを担いで行って唄ってました~♪
左にいるのは常富くん、のちに「猫」のメンバーですね。
中央の新田さんは、音楽関係の偉い方になっているし。。。
あれ?右から2番目は、皆さんご存知の方ですね。
テレビ朝日のモーニングショーで「それでは現場の所さ~ん!」
「はい、レポーターの所です」ということで、いまは少しやせてしまった所 太郎さんです。
所さんは、リガニーズのあと、シュリークスに入りました。
シュリークスは、イルカさん夫婦のフォークグループでした。
ここには、所さんのほか、かぐや姫の山田パンダさんもいました。
パンダさんは、かぐや姫の欠員を埋めるべく、南高節とかぐや姫に移籍。
シュリークスはイルカさんの旦那さんの病死で解散してしまいましたが、
「さようなら」というきれいな曲を残しました。
♪ほほをつたう涙を ぬぐおうともせずに~
いい曲です。
そして、若き寺尾聡さんを有するザ・サベージです。
これは当時のお兄さんたちは、みんな口づさんでいました。
♪そよかぜ~がぼくにくれ~た かわいいこの恋を
いつまでもいつまでも~ はなしたくない いつまでも~
寺尾さん、若いですねえ。
♪くも~りガラスのむこうは 風の町
「ルビーの指輪」の頃の渋さはまだありませ~ん。。。